スノーボードをして思う事

その日は特に予定もしていなかったが、朝なんとなく早く起きて気分も良かったのでスノーボードに行くことにした、3月の終盤だったので休みの日でもそんなには混んでいないだろうと思った。

スノーボードには離婚した妻とはよく行っていた。私が毎週のようにスノーボードに行っていたので、彼女が連れ行ってとせがむので連れ行くと、彼女もスノーボードのことが好きになった。

何回も一緒に行ったが彼女はスノーボードがなかなかうまくならなかった。それでも楽しそうにスノーボードをしている姿を見るのが私は好きだった。なんだか心が和むような気がしたのだ。どこかで彼女とスノーボードに行くことを楽しみにしていたのかもしれない。

しかし、ある日から一緒に行こうと行ってもこなくなった。最初は体調悪いからと言っていたが、私のほうも妻のことをあまり誘わなくなった。あのあたりから妻の心はすでに私からは離れていたのだろうとなんとなく思う。

ゲレンデに着くとスキー場は予想通り空いていた。1日中スノーボードを楽しむと帰りの車に乗った。私は妻と離婚してからもスノーボードを続けている。そして年々レベルアップしているように思う。そして、成長している自分に喜びを感じている。生きている実感がする。

スノーボードだけではない。仕事も勉強も、私は自分が成長していると実感するのが人生だと考えているところがある。当然見ている中心は自分自身のことだ。

妻の姿を私はしっかりと見ることができていたのであろうか。誰も座っていない助手席をちらりと見て私は家路についた。

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